矯正担当医 山口から皆様へ
まずは、お気軽にご相談ください。
新しい効果的な矯正治療について
現在の歯科矯正には、ブラケット矯正、インプラント矯正、マウスピース矯正、
ハイブリッド矯正、小児の矯正(咬合誘導)、外科矯正など、様々な方法があります。
ご自分に合った矯正治療を選択したり、あるいは、いくつかの矯正法を組み合わせることによって、
最短で、最適な矯正治療を受けることができます。
ご相談は無料ですので、遠慮なくお問い合わせください。
矯正治療中に虫歯にならないために
除菌(3DS)とフッ素をお勧めします。
矯正装置が入ると歯垢(プラーク)が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病・口臭の原因になります。
矯正装置を装着する前に、虫歯菌や歯周病菌の除菌(3DS)をお勧めします。
また、矯正治療中は歯質の強化のために、フッ素洗口を行ってください。
矯正治療のメリット・デメリット
矯正治療のメリット→歯がきれいになり長持ちします。
見た目がきれい
明眸皓歯の言葉の通り、前歯と両目で出来る三角形はその方の第一印象を決めます。
八重歯がかわいいと言われた時代は終わりました。きれいな歯並びはさわやかな印象を与えます。
歯が長持ちする
八重歯のおじいちゃん、おばあちゃんはいませんよね。歯並びが悪いと歯が長持ちしないからです。
歯並びが悪い部分には歯垢(プラーク)が溜まりやすく、虫歯や歯周病になってしまうからです。
顎関節に無理がかからない
歯や顎のバランスが悪いと顎の関節に無理な負担をかけてしまいます。
その他のメリット
口臭が少ない。舌や頬を咬まなくなる。咀嚼効率がよくなるなど。
矯正治療のデメリット→費用と時間がかかります。
費用がかかることと時間がかかることが大きなデメリットです。
一般的にブラケットは約2年半装着します。裏側矯正やマウスピース矯正はそれより少し長くなります。
前歯数本だけの部分矯正やブリッジの前処置としての部分矯正は数ヶ月以内で終わる場合がほとんどです。
インプラント矯正やマウスピース矯正を組み合わせたハイブリッド矯正はいくつかの矯正法の長所を取り入れた治療法で、
治療期間を短縮し、仕上がりをきれいにします。
矯正について
第1期(混合歯列)と第2期(永久歯列)に分かれます。
小児矯正第1期(混合歯列)の特徴
骨格的な問題が関与している場合、成長が旺盛な時期に治療するのが望ましいです。
小児矯正では、骨の成長力を利用して、噛み合わせを理想的な位置に誘導していきます。
成人後に大きな問題になる前にその原因を除去したり、早めに小規模の治療ですむようにしたりします。
可撤式の床矯正装置、機能的矯正装置、固定式の急速拡大装置、マルチブラケット装置などが使われます。
メリット
- 早ければ思春期を迎える前に、遅くとも成人になるころには治療が終わっていることが多いです。
- 早めに治療すると顎と歯のバランスが取りやすくなります。
- 外科矯正をしないですむ可能性があります。
- 永久歯の矯正に移行する場合でも治療が楽になります。
デメリット
- 成長が予測しにくく、結果が予測しにくい場合があります。
(※デメリットではありませんが、成長の度合いによっては外科矯正が必要となることがあります。)
子供の矯正 第1期治療(咬合誘導)
成長力を利用してあご、骨、歯のバランスを整えます。
対象年齢は、6歳前後~15歳位までで個人差があります。乳歯が残っている時期に顎の正しい育成を目的として行います。骨格に問題がある場合には早めの治療が大事です。骨格の成長の問題や癖などを修正することによって、成長を正しい方向に向け、骨格の問題を最小限にとどめる方法です。6歳前後に乳歯の後ろから生えてくる6歳臼歯(第一大臼歯)を基準にして治療を行います。第1期だけで治療が終わることがありますし、第2期に治療を行うこともあります。第1期に治療を行うことによって、抜歯の確率が下がる、第2期の治療期間が短くなることがあります。
第1期治療で、上顎と下顎、顎骨と歯のバランスを整えて、永久歯がきれいに生えるための土台を作りますから、第2期治療が必要でない場合もあります。また、第2期治療が部分的でよかったり、時間がかからないこともあります。一方では、永久歯が不適切な方向に生えそうな場合でも、骨の成長が止まるまで治療を待つことがあります。いずれにしても、早めのご相談をお勧めします。
第2期治療(永久歯矯正)
対象年齢は、12歳位~成人です。永久歯にすべて生え変わってから行う治療です。
ブラケットを用いてかみ合わせを治す治療です。
矯正治療の種類
ブラケット矯正の特徴
歯に直接ブラケットという装置を張り付け、ワイヤーで動かしていく方法です。


メリット
- 治療期間が予測しやすいです。
- 装置を付けてしまえば、特別な努力を必要としません
- 目立ちにくい透明なブラケットがあります。
デメリット
- 外から装置が見えます。
- 食べ物や歯垢(プラーク)が溜まりやすいので歯磨きが重要になります。
インプラント矯正の特徴
アンカースクリューという小さなインプラントを固定源にします。
効果は早いです。
歯肉を切らずに、数分で、簡単に、埋め込みが終わります。

メリット
- 骨を固定源にするため、今までできなかったことが可能になりました。
- 治療期間が短くなります。
- 抜歯をしなくてもすむことがあります。
- ヘッドギアが要りません。
デメリット
- アンカースクリューが取れてしまうことがあります。再度埋め込みます。
- 違和感があります。
- 費用がかかります。
マウスピース矯正の特徴
透明なマウスピースを使いますから、外から見えにくいです。
食事の時は取り外しができます。
ご自分できちんと装着しなければなりません。
メリット
- 透明で、目立ちません。
- 食事の制限がありません。
- マウスピースによっては、ホワイトニングや3DS(除菌)に使うことができます。
デメリット
- 1日長時間装着する必要があります。
- 適応例が限られます。顎や歯の不調和が大きい場合には適応外になります。
- 決められた時間装着しないと効果がありません。
ハイブリッド矯正
ブラケット矯正、インプラント矯正、マウスピース矯正の長所を組み合わせた治療法です。
例えば、ブラケット矯正とマウスピース矯正を組み合わせると、ブラケットの装着は数ヶ月ですむことがあります。
メリット
- それぞれの長所を組み合わせていますから、時間が短く、装置が目立ちにくいです。
デメリット
- 費用がかかります。
外科矯正
顎変形症などで歯並びの矯正だけではいい結果が得られない場合には、外科矯正の対象となります。
対象となる症状は下記の通りです。
対象:顎変形症などの指定症状
- 上顎前突症…上顎が前に出ている症状
- 上顎後退症…下顎が極端に小さい
- 下顎前突症…受け口のこと
- 下顎後退症…上顎が極端に小さい
- 開咬症…上下の前歯が閉じない
- その他、顎骨非対称症例等、厚生労働省が定める疾患(唇顎口蓋裂や鎖骨頭蓋異骨症等
厚生労働省が定めた「顎口腔機能診断料」の施設基準を満たした医院(顎口腔機能診断施設)で、
指定された矯正治療をうける場合には健康保険の適応になります。
当院では外科矯正、あるいは矯正時の除菌などについて、大学病院との連携治療を行っています。遠慮なくご相談ください。
矯正治療と同時に行える治療
3DS(除菌)
虫歯菌や歯周病菌を除菌します。矯正装置を装着する前にお勧めします。
3DSについて詳しくはこちら
ホワイトニング
動的な治療後のマウスピース型リテーナーでホワイトニングができます。マウスピース矯正の途中でも行うことができます。
ホワイトニングについて詳しくはこちら
治療費
小児矯正 | 200,000円~350,000円 |
ワイヤー矯正(大人) | 580,000円~800,000円 |
マウスピース矯正 | 550,000円~850,000円 |